マラソンレースでは、5万人から10万人に1人の割合で心臓停止が起こるとされています。
そこで、東京マラソン2009医事・アンチ・ドーピング部会では「世界一安全なマラソン」を目指し、準備を進めています。
コース沿道には固定救護所を設置し、その間の地点にもAEDを配置しています。コース上では「ランニングドクター」とAEDを積んだ自転車による「モバイル隊」が選手の皆さんの近くを走っています。
参加選手の皆様に提供する医療は主に次の二つに大別されます。
1.重症者の救命
たとえば、心臓停止の際に一次救命処置を行います。そのためAED他の器材を準備しています。
2.レース中の軽微な故障に対する処置
擦り傷、マメ、筋肉痛、関節痛など、簡単な処置を行えばレースを継続できるような故障の場合、その応急処置を行います。
上記以外の故障や体調不良に対しては、現場では応急処置のみを行い、原則的には病院へ搬送します。また、慢性疾患に対する薬剤の準備はありません。常備薬が必要な方は各人で薬剤をご持参ください。
一番重要なことはご自身の「体調管理」です。配布される「スタート前チェックリスト」で確認しましょう。また、当ホームページ「メディカル情報」「MR.マラソンマンの耳より情報」の「体調管理」もご覧ください。
東京マラソン2009医事アンチ・ドーピング部会 医学博士:山澤文裕、三橋敏武


